情報系には事務職が多い
驚く話ですが、役所の情報系の部署は、事務職がメインで担当しているところが多いのです。
といっても、情報系の大学を出てから事務職として試験を受けて入っている人がそこそこいたりするのです。
情報系の仕事を担当している事務職は、長年同じ仕事に携わっていることが多いようです。
情報系はできない人にはできないという図式が無きにしもあらずとは思いますが、そんな感じなのでしょうか。
しかし、数名ですが、電気職の方もいらっしゃいます。
電気職の強みは「単に趣味で情報系が好きなだけじゃなく、しっかり知識を持っている」というところでしょうか。
やはり、大学の講義も受け、研究室でしっかり勉強してきた人と趣味で好きな人とは差が歴然です。
また、工事についての知識の差はもっとあります。
しかし、情報系ばかり配属されている事務職の方の情報職(?)としての知識はまた違うものがあります。
例を挙げれば、電気職は、「公共施設の新築工事の価格」を概ね答えることができますが、情報職(!)は、「役所全体で使用するシステムの導入価格」を概ね答えることができます。
これも特殊な知識ですごいなあと思います。
情報専門職といったところですね。
電気職は情報系とは畑違いか?
IT系でもない限りどこの会社でもどの役所でも、情報系職場のポスト(担当者も含めて担当する人の人数)は少ないです。
そのため、配属される確率はかなり低いです。
また、セキュリティ的に重要な仕事でもあるので、新人では配属されにくいところです。
職場の雰囲気は、新しい技術を使う情報系職場ですので、それなりに柔らかい職場です。
しかし、やはり事務職メインという職場ですので(偏見?)、そういう意味では自由度が低いところがあります。
担当者が自分で決めることができる範囲は少なく、上司に確認しなければ実施できないことが多いのです。
実際、担当者がそれぞれ勝手に決めていては大変なことになるので、難しいところですが、やはりそれぞれの所属の常識というものがあるので、これは情報系に限らず最低限の決め事は守らなければなりません。