冬のボーナスが支給されました
今年も冬のボーナスが支給されました。
このコロナ禍のご時世に支給されるだけでもありがたいと思います。
本当に保健所や病院関係の方は大変らしいです。
コロナの給付金を取り扱っているところはさらに大変だったと聞きます。
このような保健所関係の方などにはもっと支給されてしかるべきかと思います。
全国のほとんどの国家公務員に、10日、冬のボーナスが支給され、平均支給額は、去年よりおよそ2000円少ない65万円余りで、4年連続の減少となりました。
内閣人事局によりますと、国家公務員のことしの冬のボーナスは、管理職を除いた平均年齢34.2歳の職員の平均支給額で、およそ65万1600円となっています。
去年の同じ時期に比べておよそ2000円、率にして0.3%ほど少なく、4年連続の減少となりました。(抜粋)
2021年12月10日 NHK NEWSWEB
さて、国家公務員と同様に地方公務員も同日にボーナスが支給されました。
減少幅は国家公務員と同じところが多いです。
コロナ禍ですので、地方公共団体によっては、もっと下がっているところもあるようです。
個人的にはこの程度の下げ幅で収まったという驚きの方が強いですね。
世の中の景気を考えると、もっと下がってもおかしくないと肌で感じていました。
しかしながら、世の中には、潤っている業界もあるようなので、地方公共団体によっては、まさか、上がっているところはないと思いますけど、世の中広いので、上がっているところもあるかもしれませんね。
でも、上がっているところがあったら、大ニュースになっているでしょうから、そんなことはないでしょう。
公務員さえ叩いていればOKという世の中ですので、こうした情報があれば大変なことになるでしょう。
それはさておき、今年はこの程度の減少幅でボーナスが出ましたが、来年以降はもっと下がるのではないかと思います。
世の中の景気が良くなればそんなことはないのでしょうが、本当に景気が上向いてくれたらと思いますね。
景気が悪いと公共工事に予算がつく
ボーナスが下がったということは、景気が悪いということです。
そのため、景気対策を目的として政府が補助金などを出すことが、これまでも数多くなされてきました。
そうです。
景気が悪いと公共事業にたくさんの予算が付くのです。
景気が悪いと民間工事の発注が少なくなるので、公共工事を増やして、工事会社などの仕事を確保しようという流れなのです。
道路工事が公共工事の代名詞のようなイメージがありますが、公共工事は道路工事だけじゃありません。
いわゆる箱物(施設や建物)の新築や改修なども行われます。
電気設備工事が行われるということは、当然ながら電線やケーブルなどの工事材料や分電盤を始めとして発電機や中央監視機器などの設備機器も必要になるため、それらのメーカーも潤うことになります。
そうした工事が発注されると、その材料や機器を運ぶための運送会社も儲かりますし、細かく言えば、工事現場に売りに来る弁当屋や近くの食堂や駐車場なども潤うことになります。
景気が悪いとなぜ公共工事をすすめるのかという答えは、ここにあります。
公共工事は、裾野がとても広いので、潤う人が多いのです。
そうした昭和から続くシステムに問題があるのではないかという議論は当然ながらあるわけですが、現在はそうしたシステムで動いている以上は、仕方ないのかもしれません。
景気が悪いときほど電気職の職場は忙しくなる
そして、景気が悪いときほど忙しくなるのが、役所の電気職の多くが所属している事業系の職場なのです。
役所でさえも、景気が悪くなると人事系の予算が絞られるので、人を減らそうという流れになりがちですが、工事予算がいつもより多く付いて仕事は増えていくという完全に逆の流れが発生します。
なおかつ、ボーナスは減るという悪循環。
役所という組織に所属している以上は、仕方がない面がありますが、こうしたことからも現在のシステムでは、モチベーションが上がるとは思えないのです。
まあ、そうしたシステムで世の中が動いている以上は、仕方ありませんね。
こうした流れになにかいいアイデアで改善できるものはないだろうかと思う、今日このごろです。