電気主任技術者はもちろんどんな資格でも資格試験の勉強は必ず役に立ちます!

制度・待遇
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公務員にとって資格とは?

公務員は資格を取得したとしても、その資格を活かす場面が少ないのです。

それぞれおかれている状況によるのでしょうけど、難しい話です。

しかし、他人に対し、はっきりと自分の実力を示すことができるのは資格だけだと思います。

そういう意味もあり、前向きな公務員は資格取得に熱心な方が多いことは事実です。

また、一方で公務員は、資格を取得しなくてもクビになることはありませんので、ぼーっとしている人も多いことも確かです。

電気職の場合

電気職に関連する資格はいろいろあります。

電気工事士、電気主任技術者、電気工事施工管理技士、エネルギー管理士、消防設備士、危険物取扱者、昇降機検査資格者、建築士、技術士など多数あります。

仕事する上では、すべて持っておいた方がいいでしょう。

受注者と話をするときにトンチンカンなことを言って恥をかかないためにも実務を知っておいた方がいいのです。

受注者も資格を持っているかどうかで判断される方も少ないですけどいます。

といっても、この資格すべてを持っている方は日本に何人いらっしゃるのでしょうか。

 

実際に資格を持っていて本当に役に立つのは定年後に再就職するときかもしれません。

コンサルタント会社は資格者をどれだけ抱えているかがひとつのステイタスですので、コンサルタント会社に再就職するために勉強することは重要かもしれません。

建設系の会社でも資格があれば再就職しやすいことは事実のようです。

電気主任技術者

電気職員と密接な関係がある資格が電気主任技術者です。

いわゆる電験ですね。

かつて、電気技術者の登竜門と先輩がおっしゃっていました。

私もそう思います。

 

この資格だけは、他の資格と異なります。

持っている人がそこまで多くないことと、法令で高圧受電設備にはその資格者の配置が義務付けられているからです。

高圧受電設備は、50kW以上の契約で必要となるため、学校や病院などちょっとした施設であれば必ず電気主任技術者の設置が求められます。

電気職の方は、必ず取得するべき資格と言えます。

ですので、上司からは資格を取るように働きかけられます。

 

といっても、なぜか電気主任技術者の資格を持っている職員はそう多くはいません。

そのため、電気主任技術者協会などに外注している施設が多い状態なのです。

 

また、電気主任技術者は、当然ながら電気設備の運用について責任を負います。

病院などで停電が発生したら、死亡事故に繋がりかねません。

それが電気主任技術者の過失であれば、責任は重大です。

しかし、自治体によっては、その責任に対して対価がまったくなかったり、少額だったり(手当が安すぎる・・・)するのです。

当たり前だと思いますが、責任だけが大きい仕事は誰もやりたくありません。

そのため、資格をはなから取得しない人や、取得してもそれを隠している人が多かったりします。

もったいない話です。

 

自腹で資格を取っているのに、手当も少なく(出さず?)責任は自分で取らなければならないとなると、資格を取ろうという気持ちは起こらないですね。

このあたりについては切に改善してほしいと思います。

社会全体の損失ではないかと思います。

元々資格が必要な職種

例えば、看護師がそうですね。

看護師資格を持っていないと採用されません。

そういう条件での採用であれば、資格取得へのモチベーションは上がりますね。

電気職も電気主任技術者の取得を条件として採用するって手もあるのでしょうけど、大学在学中に取得するのは難しいでしょうね。

その気になれば取得できるでしょうけど、大学時代に維持管理分野に進むと分かっていないと、取得しようという気持ちにはならないでしょうね。

維持管理に進みたいと意識する大学生は少ないでしょうし。

ということで、採用時に取得を条件にすることは難しいでしょうね。

資格試験の勉強は役に立つ!

資格の話を書いてきましたが、必ず役に立つのは「資格試験の勉強」です。

私はこれまで資格そのものが役立ったと感じたことはほとんどありませんが、資格試験の勉強が役立ったと感じたことは多々あります。

これだけは間違いありません。

是非とも勉強してください!

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